Tosiya Suzuki Recorder Recital
リコーダーと尺八
2021年9月25日(土) 15:00 開演 東京 淀橋教会
リコーダーと尺八
2021年9月25日(土) 15:00 開演 東京 淀橋教会
精神性を表現する尺八の達人・田嶋直士さんを迎えた、西洋と東洋のフエによるデュオ・コンサートです。今回の委嘱作品は、香港の俊英作曲家、チャールズ・クウォン氏と、ジュネーブ国際音楽コンクール作曲部門で第1位を獲得した期待の新人、高木日向子氏の新作です。どうぞご期待下さい! P R O G R A M チャールズ・クウォン(1986 -) 想像上の存在 2(2020 委嘱作品) リコーダー & 尺八 C.Kwong : Imaginary Beings 2 瀧落 (1961) 尺八 ソロ anonymouse : Taki Ochi 木下正道(1969 - ) ただひとつの、水ただひとつの炎、 ただひとつの砂漠 Ⅴ(2019 東京初演) リコーダー&尺八 M.Kinoshita : Une même eau, un même feu, un même desert V 鹿の遠音 リコーダー&尺八 anonymouse : Shika no Tône サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-) 死の太鼓 (1999/2006 リコーダー版) リコーダー ソロ S.Sciarrino : Morte tamburo 高木日向子 (1989-) 天の反映(2021 委嘱作品) リコーダー&尺八 H.Takagi : Reflection of Heaven for recorder and shakuhachi 【作曲】 チャールズ・クウォン
1985年香港生まれ。香港中文大学およびキングス・カレッジ・ロンドンで音楽を学ぶ。ヨーク大学で作曲に関する博士号を取得。作品は、アンサンブル・アンテルタンポラン、フランス放送交響楽団、香港小交響楽団等により演奏される。また、マルヴァン国際音楽祭、香港音楽祭、武生国際音楽祭等で作品が取り上げられている。 【作曲】 高木日向子 大阪音楽大学作曲学科作曲専攻、同大学院作曲研究室終了。作曲を久保洋子、Allain Gaussin に学ぶ。2017年、日本音楽コンクール作曲部門第3位。2019年、ジュネーブ国際音楽コンクール作曲部門第1位。作品は、現代音楽でありながらクリアなコンセプトで構築され、若手から日本を代表する演奏家、団体まで、多くの委嘱を受けている。大阪音楽大学非常勤講師、大阪音楽大学付属音楽院講師。 助成:財団法人 野村財団、公益財団法人朝日新聞文化財団
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リコーダー 鈴木俊哉 アムステルダム音楽院卒業。リコーダーを花岡和生、W.v.ハウヴェに師事。リコーダーの可能性と技術の開拓に取り組む。ファーニホウ、原田敬子、細川俊夫、伊藤弘之、野平一郎、シャリーノ、湯浅譲二等の作曲家たちと共同作業を行い、彼等の作品を初演する。ウィーンモデルン、ISCM世界音楽の日々、パリの秋、武生国際音楽祭、サントリーサマーフェスティバル等にソリストとして参加。'02年のダルムシュタット夏期講習会講師。アムステルダム音楽院、ウィーン国立音楽大学、ニュルンベルグ音楽大学、アラゴン高等音楽院等でゲスト講師として教える。また、京都府教育委員会の「夢大使」等で、国内や台湾の小中学校で子供たちにもリコーダーを教える。名古屋市民芸術祭賞、ダルムシュタット奨学生賞、クラーニッヒシュタイナー賞、中島健蔵音楽賞、創造する伝統賞、佐治敬三賞等を受賞。エリザベト音楽大学リコーダー特別講師。HP: www.tosiyasuzuki.com/ 尺八 田嶋直士 日本を代表する国際的尺八演奏家。直簫流(じきしょうりゅう)を創設し宗家(そうけ)となる。東京・大阪に教授所。年2回東京・大阪での本格的リサイタル(通算76回)の他、各地でリサイタル・コンサート活動。400ヵ所を超す尺八本曲全国行脚演奏。海外20ヵ国で公演。ザルツブルグ国際音楽祭・バッハ国際音楽祭の他、世界の音楽祭より数々の招待を受ける。'90年、'07年、'18年文化庁芸術祭賞受賞。数々のジャンルの芸術家と共演、一般に抱かれている先入観を大きくくつがえし、尺八の持つ表現力の大きさ、対応の多様性を示し、いずれの場合においても成功させ高い評価を得ている。バッハ国際音楽祭でソリストとして、現在世界で最も注目されている作曲家・細川俊夫の協奏曲「VoyageX」を世界初演。クラシックの聖地、ライプチヒ聖トーマス教会にて、スタンディングオベーションで絶賛される。世界各地の国際音楽祭から招待される。 全自由席 前売り: 一般 3500円 学生 2500円
当日 : 一般 4000円 淀橋教会 |